■当工房の焙煎釜について■
フジローヤル 直火型5kg釜

当工房ではフジローヤル製の直火型5kg釜を使用しています。
この釜は、小型釜として国内でもっともシェアの大きいもので、安定した性能を持っており、コーヒーの味作りには欠かせないものとなっております。

この釜は豆に直接火が当たる直火式釜で、豆それぞれの個性を生かした香味を表現することができます。
しかし、豆に直接火が当たるため、煎りムラが生じやすく、おいしいコーヒー豆 を煎るためには、熟練の技術と、湿度・気温などからローストの時間・強弱を調節できるセンスが必要となります。


■焙煎釜の種類と特徴
分類
種類
構造
長所
短所
小型釜
1〜10kg
 
直火式 回転ドラムが網目状で、豆に直接火が当たる構造 豆の個性ある香味が表現できる 直接火が当たるため、煎りムラが生じやすい
半熱風式 回転ドラムが板状で、豆に直接火が当たらない構造 豆が膨らみやすいため、比較的簡単にローストできる。 個性的な香味は表現しにくい
 大型釜
10kg〜
熱風式 温度管理された熱風が、釜の内部で豆に当たる構造 大量焙煎向けで、安定したローストが可能。 個性的な味作りには不向きである


■味作りの3大要素
ここまでローストについて述べてきたのには理由があります。
コーヒーの味は『生豆の品質』・『釜の種類とローストの技術』・『抽出作業』の3つの要素で決定されます。
この3つの要素の完成度が高いほど、コーヒーをおいしくいただけるという訳です。

生豆の品質 50% 素材である生豆で香味は大きく決まります。コーヒー豆は生ものですので、より新しい新豆(ニュークロップ)の方が、よりコーヒーがおいしくなると私は考えます。
さらに、徹底的に品質管理されたスペシャリティーコーヒー豆の方が良いと思います。
ロースト(焙煎) 30% 生豆を生かすも殺すもロースト次第です。これにはローストテクニックやローストセンスも大きく関わってくると思います。また、釜の性能や特性も当然反映されます。
しかし生豆の品質が悪いと、ローストして引き出す香味も悪くなってしまいます。
抽出作業 20% かつて日本のコーヒーは抽出に重点を置きすぎた感がありました。
しかし、素材であるコーヒー豆がおいしくなければ、おいしいコーヒーを入れることは不可能です。
※全体から見た味作りに影響する割合


■おいしいコーヒーをいただくために・・・

コーヒーはお客様の手元に届いた時点で、既に味の80%は決定しているということです。
おいしいコーヒーを飲むためには、良質な生豆を確実な技術でローストするコーヒー豆販売店を見つけなければなりません。
ぜひ、お客様の舌で当工房のコーヒー豆をお試しください。
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